2026年2月25日更新
アメリカン・エキスプレス(AmericanExpress、通称AMEX/アメックス)は、世界的に高いステータスとサービスの品質を誇るクレジットカードブランドです。伝統的に「ステータスカード」としてのイメージが強く、特にゴールドカード、プラチナクラス以上のカードでは優れた旅行・ライフスタイル特典が付帯するため、単なる決済手段を超えた体験価値を求めるユーザーに人気があります。
日本国内での加盟店数はVisaやMastercardと比較するとやや少なめではありますが、JCBとのネットワーク相互接続により、実は多くの店舗でアメックスが使えるようになっています。世界的にみても有名ですよね。
都市部や観光地では便利に使える一方、地方・個人店では利用できないこともあるため、用途に応じて他ブランドと併用するのが賢い選択になります。
アメックスを持つメリットは?単なるポイント還元以上の価値

アメックスカードの大きな強みは、「特典と体験価値」にあります。一般的なクレジットカードの還元率やキャッシュバックだけで評価するのではなく、旅行・グルメ・ホテルなどの日常・非日常シーンで「付加価値」を積極的に提供してくれる点がプロの評価ポイントです。
例えば
・旅行優待:国内外のホテル・航空券予約での優遇、コンシェルジュサービス
電話1本でいろいろ予約してくれたりします。妻とのデートでこういう場所にしたいや、こういうホテルはあるかな?と相談することもできます。
・空港ラウンジ利用:プラチナ以上では世界中の空港ラウンジ利用権
・ポイントの柔軟性:マイルやホテルポイントへの移行、充実したポイントプログラム
・限定イベント・体験:アメックス会員限定の体験イベントやコンサート先行
特に旅行や高級レストラン利用が多い方にとってはこれらの特典が「実質的な還元率」といってもいいほど、いろいろな体験をさせてくれます。
これを踏まえると、アメックスはポイントだけではなくいろいろな体験をさせてくれるカードと位置付けることができます。
アメックスは日本でどこまで使えるか?使えないところも結構ある?
国内でアメックスを使う際の実用的なポイントとして、次のような特徴があります。
都市部の高い利用可能性:東京・大阪・京都など主要都市では多くの店舗でアメックスが使えるようになってきています。大手デパート、高級ホテル、レストラン、観光地での利用は非常に高いです。

例えばこちらの画像などはWEBサイトになるのですがAMEXの使用はできません。このようにVISA,マスターカード、JCBカード、セゾンなどは利用できてもAMEXカードが使えないということはそれなりにあります。各種店舗でもカードが利用できるのか確認しましょう。
郊外や小規模店舗では未対応もある

地方の個人経営店や市場などでは未対応なケースが残るため、その場合はVisa・Mastercardの方が使えたりします。
「うちアメックスはないのですよ」みたいなフレーズを言われたりもしますよね。
海外利用時の注意点:2025年以降、アメックスの外貨取扱手数料が高めになっているため(3.5%程度)、海外旅行やショッピングでは手数料を含めたコストを意識した方がよいかもしれません。
このように、アメックスは利用できる場所やコストのバランスを理解した上で、他ブランドと併用しながら活用するのが1番よいおすすめの利用方法です。
アメックスカードの種類別おすすめ
ここからは「どんなカードをどんな人が持つべきか」を厳選して解説していきます。アメックスは大きく以下のカテゴリーでカードが存在し、用途・年会費・特典内容が異なります。
こちらはクラウドワークスで50名にアンケート調査をしたものですが、アメックスの中でも人気なものは比較的ゴールドカードが多かったかもしれません。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
アメックスの中でも最もベーシックなプロパーカード(一般的なカード)。初めてアメックスを持つ方がステータスとサービスを体験するには最適のものです。年会費は比較的抑えられていますが、以下の魅力があります
- 基本的なポイント還元(メンバーシップ・リワード)
- トラベルデスク付帯で旅行相談・手配のサポート
- 年会費に対するメリットのバランスが良い
日常使いと旅行兼用で、アメックスらしい「サービス体験」を最初に知るにはおすすめの1枚です。
・バランス派・旅行好きに最適
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
年間費は4万円前後ですが、ポイント還元と特典内容のバランスが非常に良く、多くのプロユーザーがメインカードとして選びます。
主な魅力:
旅行やオンラインでの買い物でポイント還元率アップ
日常利用でも特典が活きる
特に旅行や外出が多い方、ポイント還元を上手に積み上げたい人には最も汎用性が高い1枚です。
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

アメックスの中でも最上位クラスのカードとされる1枚。年会費は高額(日本だと約¥165,000前後)が必要ですが、その分特典は圧倒的です。

こちらの写真になります。
- 世界中の空港ラウンジ利用権
- ホテル上級会員資格の付与
- コンシェルジュデスクが24時間対応
- 豊富な旅行・保険優待
特にビジネス・旅行利用のヘビーユーザーには費用対効果が高く、ステータスシンボルとしても最上位に位置します。
・航空・マイルを重視する人に
アメックスは航空会社提携カードも展開しており、ANAやデルタなど特定航空会社のマイルを効率よく貯めたい方におすすめです。ANAアメックスでは提携航空券購入時のボーナスポイントやマイル移行効率が上がります。
・ホテル好きに刺さる提携カード
さらにマリオットやヒルトンとの提携カードを選ぶと、ホテルポイントが貯まりやすいだけでなく上級会員資格付与や無料宿泊特典などの特典が得られます。
これらは旅行好き・ホテルステイを重視するユーザーには大きなメリットです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

こちらは法人向け、ビジネスのプラチナカード。こちらは使っていけば使っていくほどクレジットカードヒストリーがたまり限度額もどんどんあがるようにはなります。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード(チタン)

こちらは重厚感のあるチタンカード。ほぼ使う機会はないですね。駐車場とかの機械にいれてしまうと壊れてしまうこともあるため、夜のお店などでみせびらかすようなカードですが、ほぼそういう出番はこない。財布にいれっぱなしのカードです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

プラチナカードになる前のゴールドカード。もう有効期限もきれているので使えませんが、ゴールドカードにもお世話になりました。8か月ぐらいちゃんと使っていっていたので、そのあとインビテーションが到着しプラチナカードになった記憶です。
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード

ピンクのデザインがかわいいカード。ピンクがもちたい方にはおすすめ。限度額もそれなりにあります。
アメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・プレミア・カード
アメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・プレミア・カードとは、アメリカン・エキスプレスが発行する、マイルを貯めることに重きを置いたクレジットカードのことです。アメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・プレミア・カードが使えるお店なら、公共料金の支払いや、携帯電話使用料、スーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどで支払いができますし、100円につき1ポイント貯めることが可能です。
スカイ・トラベラー5倍ボーナスがある!
対象航空会社・旅行代理店でのご購入で、 スカイ・トラベラー5倍ボーナス(100円=5ポイント)を付与しれるようになっています。
飛行機利用が多いのであればアメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・プレミア・カード
アメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・プレミア・カードでは、対象航空会社や対象旅行代理店ならば、ポイントが通常の5倍になるため、100円につき5ポイント貯めることが可能です。対象旅行代理店は、日本旅行やアップルワールドになります。対象航空会社は、ANA、日本航空、デルタ航空、大韓航空、アシアナ航空、エールフランス航空、オーストリア航空などが挙げられます。旅行商品や航空券の購入でも、ポイントが5倍になります。
そのため、旅行や出張などで飛行機利用が多い方は、ポイントが貯まりやすいので、アメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・プレミア・カードがおすすめです。提携航空会社15社の中からマイル交換ができます。
アメックスの弱点・注意点
どんな人気カードにも弱点はありますが、アメックスの場合は次の点をしっかり理解しておきましょう。
加盟店の一部非対応
Visa/Mastercardと比べると一部の店舗では使えない場面があるのは事実です。特に地方・小規模店では非対応の場合があります。現金や他ブランドカードとの併用は必須でアメックス1枚でどうにかなるかという感じではありません。
外貨取扱手数料の高さ
海外での利用では外貨手数料が比較的高めであるため、コスト意識を持つ必要があります。これは旅行先でのカード選びでも意識しておかないと帰った時に「あちゃ」となることがあります。
年会費の高さ
特にプラチナやそれ以上のカードでは年会費が高く、特典を使いこなせないと持つ価値を感じにくいケースがあります。「使える人が持つべきカード」という側面はプロから見た重要な評価ポイントになります。
私の場合もプラチナカードをもっているのですが、結局のところ年1回送られてくるフリーステイを利用しているだけで年会費分お得になっているのかというとわからないところです。
アメックスカードの選び方
アメックスを選ぶ際のプロのポイントは、自分のライフスタイルに合わせて利用するということです。年会費だけで選ぶのは短絡的で、以下の基準を参考にするよいかもしれません。
年間利用額
頻繁に使うならポイント還元率と特典価値を考えてゴールド〜プラチナを選ぶ
旅行・出張頻度
海外・国内旅行が多いなら、プラチナカードのラウンジや保険優待は大きな価値があるので利用してみましょう。
ポイント活用
マイルやホテルポイントに交換する可能性があるなら、航空提携・ホテル提携カードを選びどんどんマイルなどをためていく方がよいです。
生活シーン
普段使いがメインなら、グリーンカードやセゾン系列アメックスが扱いやすい
アメリカン・エキスプレスのカードいろいろ
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

ビジネスのプラチナカード。こちらは使っていけば使っていくほどクレジットカードヒストリーがたまり限度額もどんどんあがるようにはなります。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード(チタン)

こちらは重厚感のあるチタンカード。ほぼ使う機会はないですね。駐車場とかの機械にいれてしまうと壊れてしまうこともあるため、夜のお店などでみせびらかすようなカードですが、ほぼそういう出番はこない。財布にいれっぱなしのカードです。
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

こちらは個人のプラチナカード。こちらも限度額はどんどん増えていきます。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

プラチナカードになる前のゴールドカード。もう有効期限もきれているので使えませんが、ゴールドカードにもお世話になりました。8か月ぐらいちゃんと使っていっていたので、そのあとインビテーションが到着しプラチナカードになった記憶です。
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード

ピンクのデザインがかわいいカード。ピンクがもちたい方にはおすすめ。限度額もそれなりにあります。
まとめ:あなたに合うアメックスはどれか?
アメックスカードは単に支払い手段を超えて「体験価値」を最大化するためのツールになります。プロの見立てとしては、次のようなタイプ別におすすめできます。
- 初めてアメックスを持つ人 → グリーンカードで十分
- 旅行・ポイント重視の一般ユーザー → ゴールド・プリファード
- トラベル、旅行多め/ステータス重視 → プラチナカード
- 航空マイルを貯めたい人 → 航空提携カード
- ホテルステイ重視 → ホテル提携カード
アメックスは「持ってるだけで価値が出るカード」ではなく、「しっかり使いこなすことで真価を発揮するカード」になります。
この視点を持った上で、あなたにベストな1枚を選んでください。
アメックスを実際に使ってみた感想
実際にアメックスを使ったりしているのですが、そういえばつい先日ですが年会費が高騰するというお手紙が到着しました。いままでは13万円ぐらいだったものが16万円ぐらいになるとのこと。これはいま世界的に物価が高騰しているからしょうがないのだと思うのですが、ダイナースカード、アメックスカード、LGのラグジュアリーカードを保有している身としてはどれも一気に年会費が高くなりましたのでちょっとしんどいなという状態になっています。1枚の年会費が16万として5枚あると80万円になっちゃいますからね。
記事監修者

小守 美行 ファイナンシャルプランナー/金融システム開発者
法人・個人向け金融アドバイザーを経て、金融システム開発会社を設立。
中立で分かりやすいライフプランを実現するため、プロ向けライフプランソフト「YouWill」を開発。
実務に即した設計が評価され、多くのファイナンシャルプランナーに利用されている。
実務とテクノロジーの両面から、金融サービスの質の向上に取り組んでいる。
CFP®・宅地建物取引士ほか、金融関連資格を多数保有。




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